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「インテンションエネジーは、環境問題との共存を目指します」
私たちの社会は、過去100年以上にわたり発展して来た様々な素晴らしい科学技術に依存して生きています。科学技術の進歩は、食生活の変化、各種医薬品の開発、居住環境の改善、等をもたらし、日本に代表される様に人類の長寿化が進んでいるのは紛れもない事実です。一方、医学が飛躍的に進歩しているにも関わらず病人の数は増加し続けています。
なぜでしょうか? 最大の要因は、私たちを取り巻く「環境問題」にあると言えます。医薬品、食品添加物、合成香料、農薬等の「化学物質」、スマホ、パソコン、各種電化製から発せられる「電磁波」、排気ガス、火力発電所、工場から排出されるPM2.5に代表される「大気汚染」、等で私たちは常に潜在的な危険に晒されています。しかしながら、人類は急速にテクノロジーを進化させており、私たちはそれを享受しており日常生活になくてはならない物になっています。これらは一個人が解決するには大きすぎる問題であるにも関わらず、対処法は個人の判断に委ねられているのが現状であり、危険と判断しても各個人の取り得る対応が限定されていることです。インテンションエネジーは、利便性を享受している日常生活を変更することなく環境問題に取り組む、即ち「環境問題と共存する」ことを目指しています。
「環境波過敏症」とは
近年化学物質、電磁波、大気汚染等環境要因によって引き起こされる病気が大きな社会問題となっています。それらは、環境要因によって引き起こされる病気であることから「環境過敏症」と総称されています。代表的な疾病としては「化学物質過敏症」、「電磁波過敏症」、「慢性疲労症候群」があります。
一.環境過敏症に共通する事項
1.症状
化学物質過敏症、電磁波過敏症に代表される環境過敏症の症状は、ほぼ一致しています。精神症状(不眠、不安、うつ状態、記憶困難、集中困難)、循環器症状(動悸、不整脈)、消化器症状(胃腸症状、下痢、便秘)、自律神経障害(異常発汗)、皮膚炎、頭痛、発熱、疲労感、運動障害、等です。
2.発症要因と予防法・治療法
化学物質、電磁波、それに加えストレスが発症要因とされますが、発症要因、それに伴う症状が多岐に亘るため科学的、疫学的立証が十分でなく因果関係が解明されておらず基本的な治療法、薬品は存在していません。そのためか、多くの学者、専門家は「発生要因から遠ざかれ、避けろ」を予防法の第一に挙げています。予防法として重要ですが、これを実践することが現在の日常生活でどれ程困難かはお分かり頂けると思います。
3.専門医療機関、専門医の絶対的不足
予防法、治療法が確立されていない大きな要因は、専門医療機関、専門医が絶対的に不足していることが挙げられます。専門医療機関不足の理由は、診察室等を環境要因(化学物質、電磁波)から隔絶した施設にする必要があることです。この様な施設を設置するのは大変困難であり、例え、設置出来たとしても相当な維持費を負担せねばなりません。そのため環境過敏症専門外来はわずかしかなく、従って専門医も殆どいないのが現状です。また、症状が多岐に亘ることも専門医が少ない大きな理由となっています。
一.環境過敏症に相違する事項
1.発症要因
化学物質過敏症、電磁波過敏症はそれぞれ発症要因が異なっていますが、最近ではそれらが複合的に作用しているケースが多くなって来ています。
2.疾病認定
化学物質過敏症は、2009年厚労省から保険病名として認定されています。一方、電磁波過敏症は、現在でも保険病名として認定されていません。
近年現代病と言われる化学物質過敏症、電磁波過敏症は急増しています。予防法、治療法が全く確立されていない現状で、そのリスクを回避するには欧米各国の様に「予防原則」に立つことをお勧めします。「予防原則」とは、健康に対して影響を及ぼす対象に付いてそのリスクの科学的証明が不十分であっても何らかの防護対策をすべき、と云う考えです。
●参考資料:(ダウンロード用)
化学物質過敏症資料「日本に新しい公害が生まれています。その名は香害」
化学物質過敏症資料PDFはこちらからダウンロード
●参考動画: